賃貸の事務所選びのコツで、例えば制作会社のように内勤の社員が多い企業では、交通の利便性をそんなに重要視しなくても済みますから、賃料の相場が比較的安いエリアで広いスペースの貸事務所を構えるという選択も良いでしょう。優秀な人材を積極的に採用したいという企業は、都心、特にターミナル駅の貸事務所のほうが求人応募が増えるとされています。貸事務所の家賃が安くなっていまして、人材採用の求人広告コストがかかってしまっては、本末転倒になります。
採用に積極的な会社の場合、事務所だけを考えるのでしたら、都心の高層ビルに賃貸の事務所を構えるのが、HR戦略上はベストだと言われています。賃貸の事務所を選ぶ際には、求職者やクライアントにもたらす立地やビルグレードなどによる心理的な要因も取り入れておくのが良いと思います。事務所の移転や支店および営業所の新設に際して、インターネットで各不動産会社の物件情報サイトを検索し、良さそうな賃貸事務所物件に対していくつか問合せをするというスタイルが、ここ数年一般的になってきたようです。
しかしながら、実際に問合せをした賃貸事務所の物件に難なく入居できた方が果たしてどれくらいいるのかということになりますと、実際にはかなりの少ないのではないでしょうか。その理由は、まず図面では良さそうに思えたが、実際に内見してみると狭すぎたということが挙げられます。賃貸の事務所選びについて社員の立場から考えますと、働きやすさに重点が置かれているのが一般的でしょう。
例えば、駅から近いけれど事務所がボロボロとか、事務所は真新しいけど駅から遠いといった一長一短があるのが多くなっているようです。やはり、賃貸事務所は、便利で仕事がしやすいというのが最大のポイントになると思います。賃貸事務所に関しては賃貸の事務所専門の業者が秀でていて、住宅とは違う知識(配線、リフォーム、電話回線、レイアウトなど)が必要となりますから、やはり専門の仲介会社に依頼するのが望ましいと思います。